どうもこんにちは、カエル先生です。
今回は私が実際に専門学校ESPエンタテイメント東京のヴォーカルコースに進学した時の話をします。
この記事が、これからESPエンタテイメント東京に通おうか悩んでいる未来のヴォーカリストにとって、少しでも有益な情報になればいいなぁと思います。
なぜ数ある音楽系の専門学校の中でESPを選んだのか

今ESPエンタテイメント東京のヴォーカルコースに進学しようか悩んでいる人は、きっと他の音楽系の専門学校も選択肢に入れていると思います。
で、私がなぜたくさんある音楽系専門学校の中でESPを選んだのかというと、
- 音楽系の専門学校で業界最大手だったから
- 他の音楽系専門学校より学費が安かったから
- 一緒に上京するバンドメンバー全員がここに入学するのが決まっていたから
という3つが主な理由でした。
特に③の理由が大きいのですが、それもメンバー全員で情報を調べて他と比較してから、①や②の理由により全員で決めた感じです。
専門学校ESPエンタテイメント東京ヴォーカルコースの授業内容や時間割、1日のスケジュール

ここからは実際にESPに入学してから、在学時にどんな生活を送っていったのかをお伝えしていきたいと思います。
授業内容や時間割、1日のスケジュールは?
さて、実際にESPエンタテイメント東京のヴォーカルコースに入学した後の授業内容ですが、
座学(音楽理論やアーティスト研究等)、ボイトレ、課題曲、自由曲、個別の選択カリキュラム…
など非常に多岐に渡る内容を学ぶことになります。
また、事前に個々の歌唱やパフォーマンスのレベルによるクラス分けが行われます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
時間割は午前のクラス、もしくは午後のクラスがあり、どちらかに振り分けられますが、どちらもやることは同じです。
午前のクラスなら午前中だけ学校に通う、午後のクラスなら午後から学校に通うという感じです。
1日のスケジュールとしては僕は午前クラスかつ新聞配達をしながら奨学金やお給料を貰う生活を送っていたので、
早朝:朝刊配達
午前中:学校に通い授業を受ける
午後:スタジオを借りて個人練習(もしくはバンド練習)
夕方:集金業務
という日々を過ごしていました。
公式サイトにもカリキュラムの詳細や時間割の例があるのでそちらも参考にされてみてください。
ヴォーカルコース | 専門学校 ESPエンタテインメント東京
正直授業だけでは全くもって時間が足りないので必ず自主的に練習(研究)しないとどんどん周りのライバルたちに差をつけられるので、本当にやる気がないとキツイです。
先生や同級生はどんな人たち?

先生や同級生たちがどんな人なのかも気になりますよね。
ここからは私が実際にESPに通っていたときの先生や同級生(クラスメイト)たちについての印象をお伝えできればと思います。
先生はどんな人たち?

まず、先生についてですが、本当に個性的な先生揃いでした。でも優しくていい先生が多いです。
生徒との距離も近くみんな仲が良かったイメージですね。
もちろん言うべきところはズバっと言ってくれますし、そこを修正してくれる能力も非常に高いです。
技術的にもさすがプロという感じでした。
あとはEXILEのATSUSHIさんの出身校というだけあって、ATSUSHIさんが在学当時にいたESPの講師陣はその後LDHの専属ボイストレーナーになっているのをテレビ番組などでよく見ました。
なので、ESPの講師のレベルはプロを教えられるレベルという感じで思っていても間違いではないと思います。
ただそういう先生たちをみると同時に、歌が上手いだけでは有名にはなれないんだなということを理解することにもなりますね。
もちろんプロになるには、歌が上手いというのはもはや最低条件なので一生懸命学び、最低限そこそこ上手いという位置までは行くべきだと思っています。
同級生はどんな感じ?

続いて同級生についてですが、少人数でクラス分けがされるので同じクラスの人とは必然的に仲良くなりますし、近いレベルの人達とも授業や時間割が同じになるので仲良くなります。
また、最終的な目標としてはソロやグループ系のヴォーカリストを目指している人と、バンド系のヴォーカリストを目指している人に大きく分類されます。
私がいた学年では、ソロやグループ系のヴォーカリストはEXILEを崇拝している人が多く、バンド系のヴォーカリストを目指している人は大半がヴィジュアル系の路線でした。
そういう意味では音楽的には合わない人がいても関係なくみんな仲だけは良かったイメージです。
あとは、純粋に100%以上の努力をして本気でプロを目指していると呼べる人はそんなに多くないので、あまり友達と馴れ合い過ぎずに適度に接しつつ、ただ愚直に努力を続けられる人のみが上へ上り詰められると感じています。
実際に進学してみて感じたメリット・デメリット

続いては実際にESPに進学してみて感じた良かったこと、またデメリットについてもお伝えできればと思います。
実際に進学してみて感じたメリット

まず、ESPに通って感じたメリットですが、一番良かったのは何よりも
『音楽漬けの日々が送れる』
ということですね。
こういう生活を送るのって意外と難しくて、年齢を重ねていけばさらに難しくなっていきます。
2年間という短い期間にはなりますが、本当にこの短い期間の間にどれだけ本気で突っ走れるかでその後の未来が変わっていくと思います。
また、大多数の人はその2年間という短い期間の間に挫折して戻ってこれずドロップアウトしていったりもするので、諦めずに続けるというだけでも大きな差別化になるでしょう。
あとは、
- 一緒に夢を目指すかけがえのない友人ができる
- 一人で独学でプロを目指すよりもモチベーションが保てる
- プロの先生の実際の体験談や貴重なアドバイスなどの話が聞ける
- 音楽業界について詳しくなれる
- 音楽についての知識が身に付く
というところでしょうか。
ただ、どれも自ら受け身の姿勢ではなく、主体的に動かないと!というところはあるので、そこは肝に銘じていきましょう!
実際に進学してみて感じたデメリット

さて、続いては実際に進学してみて感じたデメリットについてです。
一番感じたデメリットはやはり、
『周りの環境に甘えやすい、流されやすい』
ということですね。
これはどういうことかというと、例えば周りが頑張ってなければそれが基準値になってしまって自分もこの程度でいいやとなってしまいがちだったりするということです。
で、意外かもしれませんが、割と周りは自分が思っているよりも頑張らなかったりします。笑
また、ESPの学生の中で上のレベルの方にいけたらそこで満足してしまって、足が止まってしまう人も多くいます。世界には上には上がいるのにも関わらずです。
なので、よくも悪くも比較対象というものができてしまうので、あくまでも比較するのは昨日の自分という意識が大事だと思いました。
また、設備がいいということや講師がいいということで通っているだけでそこに意義を感じてしまい、自ら主体的に動くことを辞めてしまいがちになる人も多いです。
学校はあくまで利用するというくらいの気持ちで自ら動いていかないと道はひらけません。
その意識を常に持つことが大事だと思います。
他には特にデメリットというのはあまり感じませんでしたが、強いていうなら独学でプロを目指すよりも
- 学費がかかる、値段が高い
- 学費を自分で稼がなければいけない場合はバイトなどで他の人より時間が限られる
- 大学に行かないぶん、就職などに進路変更するときに厳しい状況になる
ぐらいでしょうか。
歌は本当に上手くなるのか?

さて、ESPのヴォーカルコースに通うことを検討している上で一番気になるというか重要なのが、『本当に歌が上手くなるのか』ということですね。
結論から言うと、確実に歌は上手くなります。
おそらく卒業生全員がESPのヴォーカルコースに通ったことで歌が上手くなったという実感を得ていると思います。
講師のいうことをそのまま全吸収するつもりで取り組めば間違いなく上手くなるでしょう。
ただ、やはり歌が上手くなってもプロとしてデビューしてそのまま音楽で食べていけるかというのは別の話なので、そこは自ら戦略を立ててやっていきましょう!
実際にESPヴォーカルコースの卒業生がどういう道に進むのか気になる方はこちらの記事も参考にされてみてください。
ということで今回はESPエンタテイメントに在学していたときの話をしました。
少しでも参考になったのであれば、幸いです。
やる気さえあればESPはとてもいい学校なのは間違いないので、入学を考えている方は是非検討されてみてください。